★4月28日以降の東京金60分足では、90時間SMA(紫線)がサポートとなり週末大引けに掛けて押し目買いが入り、戻り基調で終了した。週明けから雲のネジレがあることから、トレンドの反転や加速など相場の節目となりやすいので、寄り付き後の動きには注意が必要となる。先行き雲の上下限がサポートとして意識されるかも注目される。
NY金先物市場は1705.10-1735.50ドルのレンジ相場となった。米中の関係悪化への懸念が後退し、米株が上昇するなど、投資家のリスク選好のムードが高まり、安全資産の金に売り圧力が強まった。ロンドン市場で1735.50ドルまで買われたが、米雇用統計発表後は利益確定を狙った売りが優勢となった。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯を下抜けしたことで戻り場面では買い方からの『やれやれ売り』が出やすく上値の重石となりやすい。下値でも出来高が多いことから、上値が重くなると利益確定売りが出やすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方からシグナルとデッドクロスして下落基調となっている一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)が、低位で%Dが上向きとなりSlow%Dをわずかに上抜けしてきたことで戻り基調となっている。寄り付き後、MACDのゼロラインがサポートラインとなり反転するようなら、短期的には戻り基調に戻りやすい。
東京金の日足では、5日SMAの5,826円がサポートラインとして意識され、下げ止まる展開となっている。もみ合い相場となっているが、三尊天井の様相となってきていることには注意が必要となる。4月22日の安値5,719円がネックラインとなっている。NY金は株高・米長期金利上昇から利益確定売りに押される展開となった。1,700ドル台での値固めの動きとなっている。為替市場では、弱い米経済指標結果には反応しなくなっており、米長期金利や米国株動向に左右される展開となっている。
本日の注目点は60分足で寄り付きから雲のネジレがあることから、相場の節目となっている。トレンドの反転や加速などの動きがあるかが注目される。また、雲の上下限がサポートラインとして意識されるかも焦点となる。日足では5日SMAがサポートラインとして意識されていることから、維持出来るかも相場のポイントとなる。
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