FITS エコノミックレポート

東京金60分足では緩やかに上昇基調!

 

1月27日以降の東京金60分足では、上げ下げもみ合い相場ながらも徐々に上値・下値を切り上げながら上昇基調を維持している。120時間線(赤線:日足では5日線)も緩やかに上向きとなってきた。4400円超えでは、利益確定売りが入りやすく上値が重くなっている。

 

価格帯別出来高では、出来高が多い価格帯上に位置していることから、利益確定売りが入りやすい地合いとなっている。ただ、もみ合いながらも、4400円近辺で出来高が増えていることから、売り一巡後は上昇しやすい地合いとなっている。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方でほぼ横ばいとなっていることから、ダマシが頻発しやすいので注意が必要。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、一旦反転したものの%Kの上昇の勢いが鈍化している。オシレータでは、トレンドが出ていないことを示現している。

 

昨日も欧米市場では、ドル/円が上下約1円振れるボラティリティの高い展開となっており、東京金への影響を与えている。ただ、NY市場で112.02円付近までドルが下落したものの、本邦長期資金の買いが観測されており、ドルを下支えしている面がある。また、トランプ米大統領が、近く税政策を発表するとしたことから、ドル売りに一服感が出た。しばらくは、ボラティリティの高い相場展開が予想される。ボラティリティが高いということは、安全資産とされる金などに資金が向かう可能性が高い。

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