★2月21日以降の東京金60分足では、新甫で開けた窓を閉めたことになる。窓閉め後崩れずに戻り基調となったことは重要なポイントとなる。雲の下限や120時間線(赤線:日足では5日線)を下抜けした。ただ、引けにかけては『タグリ線』のような陰線の後、120時間線に上値は抑えられながらも陽線引けとなっている。上ヒゲを残したことで、強い戻り相場とはなっていない。
4506円のダブルトップ近辺でもみ合った後、値崩れしたことで戻りでは4506円が上値抵抗ラインとなりやすい。
価格帯別出来高では、4480円近辺で一気に出来高が増えたことで、下値では買い需要がある。ただ、もう一段の下落があると、出来高の多い価格帯の買い方からの手仕舞い売りが出やすいの注意。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、MACDとシグナルがデットクロスしながら下落基調となっている。まだMACDが下向きなので横ばいから上向きになるまでは下落基調となる。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kと%Dが共に上向きとなってきているので、戻りを示しているがトレンド時にはダマシとなりやすいので注意。
本日は、日本時間11時からトランプ米大統領就任後初となる議会演説が予定されている。そのため、為替市場の変動幅が大きくなる可能性も高く、東京金もつれて大振れする可能性が高いので、お昼前後の動きには警戒が必要となる。
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