★9月25日以降の東京金60分足では、5,071円を底値に戻り基調が続いていたが引けにかけて上値の重い展開となった。ただ、24時間SMA(緑線)を上回っていることから、サポートラインとして意識されやすい。一方で、上値には一目均衡表の雲がありレジスタンスとして意識される。
NY金先物市場は1465.00-1493.50ドルのレンジ相場となった。金先物価格の序盤は、ドルが堅調に推移していたこともあり、上値が重く推移していた。しかし、9月の米ISM製造業景気指数が47.8と予想の50.1を下回ったことで、ドル安、株安、債券高となり、市場がリスクオフに傾き金先物価格は急反発した。
価格帯別出来高では、上値に出来高が多い価格帯があるため、戻り基調では買い方からの『やれやれ売り』が出やすく、上値の重石となっている。5,100円前後では押し目買いも入りやすく出来高も増えている。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの下方から戻り基調が続いていたが、ゼロラインがレジスタンスとして意識され戻りの勢いが鈍化している。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、高水準で%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなり下落基調が継続している。
東京金は、13週SMAの5,096円がサポートラインとして意識されている。日足では、5日SMAが10日SMAと25日SMAを下抜け下向きとなっていることで、レジスタンスとして意識される。下値では75日SMAの5,025円が下値目処として意識される。NY金は、株安・ドル安・債券高(利回りは低下)となり、リスク回避の動きが強まったことで買い戻しの動きとなった。為替市場でもドル安となったものの、過度な円高にはつながらず、107円台後半で推移しており東京金の下支えとなりやすい。
本日も週足の13週SMAの5,096円がサポートとして維持出来るかが注目される。また、5日SMAの5,151円がレジスタンスとして意識されていることで、上抜け出来るかも注目点となる。
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