★9月26日以降の東京金60分足では、一目均衡表日足の基準線4610円近辺でもみ合いとなっていたが、基準線を下抜けると下落基調強まり引けにかけて4600円割れとなった。各移動平均線もかい離幅を広げながら下向きとなっており、下落勢いは継続している。
NY金先物市場は一時1272.00ドルまで下落した。発表された米9月ISM製造業景況指数が市場予想を大きく上回る60.8に上昇した。また、外国為替市場でドルがユーロに対して強含んだこや米国株が大幅上昇したことでリスク選好による売りが強まった。ラスベガスで発生した銃乱射事件を意識した安全逃避的な買いは特に観測されなかった。
価格帯別出来高では、上値に出来高が多くもう一段の下落では買い方の手仕舞い売りが入りやすくなる。一目均衡表の基準線近辺となる4610円前後では出来高も増えたが、下げ止まるほどにはならなかった。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの下方で横ばいとなっており、もみ合い商状となっている。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:6.38、%D:6.50とかなり売られ過ぎ過熱感が出ていることから、押し目買いが入りやすい。
東京金は基準線を下抜けしたことで、次の節目では52期間の中心値となる先行スパン2の4585円が節目となりやすい。先行スパン2を下抜けしてしまうと、8月28日に窓を開けた窓閉めとなる4539円が視界に入ってくる。
ただ、10月4日には北朝鮮・秋夕(旧盆)、8日には北朝鮮・故金正日総書記・就任20周年、10日には朝鮮労働党創建70周年記念があり、北朝鮮の挑発的な行動の可能性も残っている。
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