★12月6日以降の東京金60分足では、上昇基調から一転大陰線となる下落基調となった。しかし、引けにかけては上値は重いものの戻り基調は継続した。雲の上方に位置しており、24時間SMA(緑線)がサポートとなっていることや、先行きの雲が上昇基調を維持しているこで上昇基調は継続している。
NY金先物市場は1468.20-1491.60ドルのレンジ相場となった。一時1491.60ドルまで買われたが、米国が中国との通商協議で『第1段階』の原則合意に達したと報じられたことや、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は関係筋の情報として、米通商交渉団が15日に発動を予定する対中追加関税の見送りを提案したと報じたことから、金先物は反落した。通常取引終了後の時間外取引で一時1468.20ドルまで売られる場面があった。
価格帯別出来高では、出来高が多い価格帯の上方に位置していることから、上値が重くなると利食い売りが入りやすい。ただ、出来高が多い価格帯で下げ止まる展開となっている。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方で横ばいとなっていることから、トレンドレスの状態となっているものの現状のトレンドは維持している。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、低位で%DがSlow%Dを上抜けしたことで戻り基調は継続している。
東京金の日足では、75日SMAの5,170円がレジスタンスとなり上値を抑えられる一方で、100日SMAの5,135円がサポートとなり下げ止まる展開となっている。NY金先物市場は、米中貿易交渉の進展により米長期金利が上昇する中、NY金は売られやすい展開となっている。しばらくは、下値模索の展開になりやすい。為替市場では、ドルが急伸し109円台半ばまで上昇している。そのため、東京金はNY金の下落に対して円安基調が相殺する展開となり、小幅な動きとなっている。
本日の注目点では、下値にある5日SMAの5,117円、10日SMAの5,130円、25日SMAの5,120円、100日SMAの5,135円がサポートラインとなるかが焦点となる。
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