★4月6日以降の東京金60分足では、欧米市場がグッドフライデーの祝日のため動意薄く、24時間SMA(緑線)がサポートとなり小幅な値動きとなった。雲のネジレがあったものの、相場の節目にならなかった。
価格帯別出来高では、下値に出来高の多い価格帯があることで上値が重くなると買い方からの利益確定売りが入りやすい。そのため、高値圏で出来高が膨らむかが注目される。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、シグナルとデッドクロスしているものの、ゼロラインの上方に位置していることで上昇基調は継続している。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、短期的にはかなり過熱感が出ており、調性的な下落となりやすい。
東京金の日足では、上向きの5日SMAの上方に位置していることから、短期的な上昇基調は維持している。2月25日の直近高値5,913円が視界に入ってきており、週明けに上値トライとなるかが注目される。ただ、短期的には過熱感もでてきており、高値更新後は一旦の利食い売りも入りやすい。為替市場では、週末はグッドフライデーで欧米市場が休場だっとこともあり、108.40円前後で動意なく推移した。米FRBの無制限のドル貸出など徐々にドルの余剰感が出てきており、ドル/円の上値も重くなってきている。
週明けの注目点は、過熱感はあるものの短期的には上昇基調にあることから、2月25日の高値を更新するかが注目される。ただ、更新後は過熱感から一旦利益確定売りに押されるかも焦点となる。
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