★3月28日以降の東京金60分足では、一目均衡表の雲の上限や120時間線(赤線:日足では5日線)の上方に位置していることから、短期的には上昇基調は継続している。ただ、4560円超では上値の重い展開となっていることから、買い方からの利益確定売りが出やすい状況となっている。
NY金先物市場は一時1332.70ドルまで売られた。米国株の反発やドルが主要通貨に対して強い含んだほか、米長期金利の上昇などを意識してリスク回避の金買いが後退した。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯の中でもみ合い相場となっている。そのため、出来高の多い価格帯を上抜け・下抜けすると手仕舞い売買が入りやすく大きな動きとなりやすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、緩やかに低下傾向にある。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kと%Dが横ばいとなっており、トレンドレスの状況となっている。
東京金の60分足の上値の重さは、東京金日足の260日線4561円が上値を抑えていることにある。昨日に引き続き上値抵抗ラインとなり、上抜け出来ない状態となっている。ただ、下値では5日線4543円や10日線4541円が下値支持ラインとしてサポートしている。夜間取引では十字線となっているものの、前日ロウソク足対して上値・下値を切り上げる展開となっている。本日も260日線を上抜け定着出来るかが焦点となる。
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