★7月25日以降の東京金60分足では、高値を切り下げながら雲の下限を下抜けした。そのため、雲の下限が上値抵抗ラインとなりやすい。注目点は120時間線(赤線:日足では5日線)で下げ止まることができるかにある。7月28日の安値4478円を下抜けすると下げ基調となる。
米トランプ政権の人事混乱が嫌気されてしっかりとした展開だったが、金の価格に影響を与えるインドで、金需要が減少していると伝わると上値が重くなった。日足ではチャートでは5日線が下値支持ラインとして上昇基調を維持している。
価格帯別出来高では、出来高の最も多い価格帯を下抜けしてきたので、もう一段下落すると手仕舞い売りが入りやすくなる。一方戻り基調では、買い方からの『やれやれ売り』が入りやすくなり上値を抑える可能性が高い。
MACD(パラメータ:14、3、3、20、80)は、MACDとシグナルが下向きとなり緩やかに下落基調を維持しているが、大きくかい離幅を広げる下落基調にはなっていない。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:15.15、%D:16.49は低位でほぼ横ばいで推移しており、もみ合い相場となっている。
NY金はインドでの需要減速との報道から反落となったが、依然として米トランプ政権に対する人事混乱が続いていることから、リスク回避の金買いにつながりやすく下値も限定的となりそうだ。東京金については、ドルが売られやすく円高地合いにあることから上値も重い。トレンド的には、上値を切り下げていることも気になる。28日の4478円を下抜けしてしまうと、下値切り下げの下落基調となりやすい。
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