★1月25日以降の東京金60分足では、レンジの下限から上昇基調となり、一目均衡表の雲の上限や120時間線(赤線:日足では5日線)を上回った。ただ、240時間線(茶線:日足では10日線)と前回28日の高値4388円が上値抵抗ラインとして意識されている。また、雲の上限や120時間線が下値支持ラインとなった。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯の上に位置している。また、もみ合い相場ながらも出来高が急増していることから買い方からの『やれやれ売り』を吸収しながらの上昇となっている。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、MACDとシグナルがゼロラインを上抜けし、緩やかな上昇基調となっている。一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kと%Dが下向きとなっているが、トレンドが出ている際にはダマシとなりやすいので注意。
昨日は大統領のアドバイザーであるピーター・ナバーロ氏の見解として『ドイツは著しく過小評価されたユーロを使用していると報じたことや、トランプ米大統領が『日本と中国は(通貨)切り下げで市場を手玉に取った』と述べたことをきっかけにドル売りが活発化し、リスク回避の動きが強まった。そのため、ドルインデックス指数が大幅に下落したことで、NY金が大幅高となった。しかし、同時に円買いも強まったことから東京金の上げ幅は限定的となった。市場は米トランプ大統領の一挙手一投足に翻弄されているが、しばらくの間このような状況が続く可能性があり、金も底堅い展開が予想される。
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