★4月21日以降の東京金60分足では、上値の重い4520円台でのもみ合い相場となったものの、出来高を伴い上抜けしてきた。為替市場で引けにかけて円安が進んだことが大きな上げ要因となった。各移動平均線も緩やかに上向きとなっており、上昇基調は維持されている。
NY金先物市場は、週末に発表された1-3月期米国内総生産(GDP)速報値が市場予想を下回る低い伸びとなったことが嫌気され、為替市場でドルが主要通貨に対してやや弱含みとなったことを受けて、金はしっかりの展開となった。
価格帯別出来高では、今まで上値抵抗ラインとなっていた4250円台で出来高が増え、利益確定売りを吸収し上昇傾向となっている。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、MACDとシグナルがゴールデンクロスし緩やかに上昇基調を維持している。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、一旦買われ過ぎから下落傾向となったものの、再び%Kが上昇基調になりつつある。
週末マーケット終了後に、北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、直ぐに爆発したものの地政学リスクが高まりつつある。そのため、週明けからも東京金は買われやすい地合いとなる。ただ、地政学リスクは円高進行を伴うので、週明けの為替相場動向も焦点となる。
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