★2019年1月4日を100として、東京金(青線)・東京白金(赤線)・東京銀(緑線)の価格変動を見てみる。年初は三指数ともにもみ合い相場ながら特に特徴のない相場付きだった。2月中旬以降から東京白金が他の指数に対して上昇幅を拡大する展開となった。その間、東京金と東京銀は緩やかに下落基調が継続して5月下旬まで下落基調が続いた。東京金よりも東京銀の方が下落率は大きかった。一方東京白金は上昇幅が大きかっただけに下落調整も一気に進んだものの、年初時の価格前後で下げ止まる展開となった。
6月以降は三指数と共に上昇基調が続いたが、東京金は上下幅の少ない上昇基調が続いた。一方、東京白金は東京金の上昇につれて戻り基調となった。東京白金は8月に入ると一旦下落基調となり、東京金とのかい離幅が広げたものの8月中旬からは東京金のかい離幅を縮小する動きとなった。
東京銀も、東京金につれる形で戻り基調となったが、東京金と東京白金の戻りペースより遅い戻りとなった。そのため、東京銀は7月中旬と8月後半に東京金と東京白金に追いつくような上昇基調となった。
9月以降は、ほぼ三指数とも年初来からの112~117でのもみ合い相場となった。ただ、直近の相場では、東京白金と東京銀が急落したことで東京金とのかい離幅を広げている。
今年の特徴は、東京金を中心に東京白金と東京銀が上下にかい離しながら推移している。そして、東京金とのかい離幅が拡大すると調整するように上昇と下落が生じる展開となっている。
そのため、東京金とのかい離幅が大きくなったところで、調整的な動き捉えるような戦略が役立ちそうである。
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