★東京金の週足では、2018年8月17日週の安値4,112円を起点として2019年5月31日週の安値4,487円を結んだトレンドライン(S1)上で下げ止まり、反転する展開となった。
その後は26週SMA(青線)や13週SMA(赤線)がサポートラインとして意識され上昇基調を継続している。
各SMAが緩やかに上向きとなっていることから、上昇基調が継続している。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、買われ過ぎ域から下落基調となっていたが、再び%DがSlow%Dを上抜けしてきたことで、上昇基調が回復してきた。
NY金の投機筋によるCFTCネット残高では、ピーク時の2020年2月25日付け買持残高353,649枚から直近3月31日付け買持残高258,849枚と買持残高は▲94,800枚減少している。要するに投機筋からのポジションの手仕舞いが入る一方で、実需での買いが増えていることから、再び1,600ドル台半ばまで価格が持ち直したと思われる。
まとめると、大きな変動はあったがS1がサポートラインとなり再び上昇基調となった。また、13週SMAや26週SMAがサポートラインとして意識され、下押しも限定的となってきた。世界各国が財政政策を拡大していることで、新型コロナウイルス撲滅後には、金余りから世界的なインフレに見舞われる可能性が高い。そのため、インフレ対策としての現物投資が根強く、金の下支えとなりやすい。
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