FITS エコノミックレポート

東京金日足のレンジ相場も徐々に値幅縮小!

 

★東京金は8月初旬からレンジ相場入りとなっており、当初は下限を5,050円近辺、上限を5,300円近辺と広いレンジ相場となっていた。しかし、10月4日以降は、徐々に値幅を縮小する展開となっている。

一目均衡表では、転換線9日(赤線)基準線(青線)がレジスタンスとして意識されていたが、上抜けすると雲の上限と共にサポートラインとして意識されている。

ただ、転換線が基準線の下に位置しており、両線とも横ばいとなっていることから、相場の方向性は持ち合い相場となっている。しかし、52期間の中心値となる先行スパン2(灰色)が上抜向きとなっていることで、長期的には下値を切り上げる展開となっている。

ストキャスティス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%DがSlow%Dを上抜けしており、両線とも過熱感なく上向きを維持してることから、上昇基調が継続していることになる。

 

このまま、何時までももみ合い相場が続くわけはなく、約2ヵ月のもみ合い相場が続いていることから、近い将来上下に放れる展開が予想される。特に値幅が小さくなっていることから、売買材料が出てくると短期的に大きく上下に振れる可能性が強まっている。一番良い戦略とすれば、動いた方に順張りが良い。しかし、テクニカル的には転換線・基準線・雲の上限がサポートラインとなり、先行スパン2が上向きとなってきている。さらにストキャスティクス・スローでも上向きを維持していることから、現状では上放れする可能性のが高い。

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