FITS エコノミックレポート

東京金日足では10日SMAとS1に注目!

 

★東京金の日足では、5日SMA(赤線)4,861円を下抜けしてきたが、上昇してきた過程の中で10日SMA(黄線)4,806円がサポートラインとして意識され上昇トレンドを継続していた。そのため、本格的に下げ基調になるかは10日SMAを下抜けするかが注目されるとことろである。

トレンドラインでは、5月31日安値4,493円を起点として6月20日安値4,666円を結んだトレンドライン(S1)を下抜けしていないことから、現段階では上昇トレンドは維持している。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜けしてきたことから、調整下落の様相となっている。また、相場の強弱を判断するDMIでは、+DIが下落基調となっている一方で、-DIが緩やかながら上昇基調となってきた。ただ、トレンドの総合的な強さを測定するADXは緩やかに上昇基調は継続していることから、上昇基調は継続している。全体的に上昇トレンドの勢いは鈍化傾向となってきた。

総合的には、上昇トレンドは一旦鈍化傾向にあるが、10日SMAやS1の4,747円を下抜けするまでは、短期的な調整下落で終了する可能性もあることには留意する必要がある。下抜けするようなら、25日SMA(青線)4,679円が次の下値目標値となりやすい。一方で、10日SMAやS1がサポートラインとして意識されると、再び上昇基調が強まる可能性があるので注意が必要となる。

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