東京基の日足では、前日終値から窓を開けて下落したものの、上向きの5日SMA(赤線)の5,792円がサポートラインとなり下げ止まる展開となっている。ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は買われ過ぎ域から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなってきたことで、下押しの勢いが強くなっている。もし、5日SMAを下抜けするようなら、上向きとなっている10日SMA(黄線)の5,676円や緩やかに上向きの25日SMA(青線)の5,576円がサポートラインとして意識される。
昨日のNY時間帯では、米国株の大幅続落や米長期金利の大幅低下などリスク回避の動きが強まった。しかし、買われても不思議ではないNY金も大幅に下落する展開となった。これは、リーマンブラザーズの破綻時に米国株とともにNY金も売られる展開となった。要するにリスクが急速に高まると、利益が出ているものは全て利益確定売りの動きになるということである。そして、利益確定売りが一巡すると、再び金が買い戻される展開となる。
ほとんど押し目もなく上昇してきたことから、相場の節目となる下値では金の買い戻しが入りやすい。ただし、新型コロナウイルスの感染が一巡したり、ワクチンが開発されるなどの動きがあると一旦は大きな下落調整となりやすい。そのため、底堅い展開が続くのは春までとなる可能性がある。
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