★東京金の日足では、概ね下限5,071円、上限5,304円のレンジ相場となっている。さらに詳しくみると、9月9日以降は25日SMA(青線)を挟んでもみ合う展開が続いていることになる。ただ、10月2日安値5,71円を起点として、10月8日安値5,125円を結んだトレンドライン(S1)は下値を切り上げる展開となっている。一方で、9月5日高値5,304円を起点として9月25日高値5,274円を結んだトレンドライン(R1)は上値を切り下げる展開となっている。そのため、S1とR1は徐々に三角持合いを形成してきている。
25日SMAは緩やかに低下傾向となってきていることで中期的なトレンドの勢いが鈍化傾向にある。また、5日SMA(赤線)や10日SMA(黄線)が25日SMAを下抜けしてから、上抜け出来ない状態となっており、短期的な勢いも鈍化傾向となっている。
ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを上抜け両線ともに緩やかに上昇基調となっている。そのため、緩やかに上昇基調は継続している。
まとめると、短・中期的な上昇トレンド勢いは鈍化傾向にあるものの、上昇基調は継続しており、25日SMAがサポートラインとして意識されている。ただ、三角持合いの様相となってきており、近い将来上下に放れる可能性がある。持ち合い放れすると、手仕舞い売買やトレンドに乗り遅れまいとする売買が増えるので、短期的に上下に大きく振れやすくなる。放れた方に順張りが正当な戦力となるが、動きが早いので乗り遅れた際は行き過ぎの反動を狙うのも一つの方法である。
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