FITS エコノミックレポート

東京金の25日SMAのエンベロープ分析!

 

★エンベロープは、単純移動平均線から上下に一定にかい離させた線のことで、価格が移動平均線から、どの程度離れたかを見るために用いる。一般的には、エンベロープの上限・下限をトレンドの反転のポイントとして売買サインとしたり、下値支持線や上値抵抗線の目安として使用する。

 

東京金の25日SMA(茶線)に対して、エンベロープ(パラメータ:±3%、±5%、±10%)を引いてみる。上限では、25日SMAに対してプラス3%~5%かい離が限界となり調整局面となりやすい。一方下値ではマイナス3%以内で調整感ロウとなっている。

 

25日SMAは、わずかに低下基調となってきた。そのため、東京金が下落基調となるようなら、マイナス3%の5,022円近辺が下値目処となりやすい。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は%DとSlow%Dの両線が上向きとなっており、上昇基調が継続していることから、25日SMAを回復して上昇基調に戻りなら、プラス3%の5,333円が上値目処となりやすい。

ある程度トレンドが出た後の反転ポイントを探すには良い方法かもしれない。しかし、エンベロープ単独での使用では、売買ポイントが限られてしまうことから、他のオシレーターと組み合わせる必要がある。また、移動平均線が上向き・下向きとなっている時に価格がエンベロープで反転しても、売買価格から上昇・下落してしまい損失する可能性もあるので注意が必要となる。

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