★東京金の中期トレンドを示す週足で、18年8月17日週の安値を起点として19年1月11日週の安値を結んだトレンドライン(S1)を3月29日週に下抜けS1を回復できなかったことで下落基調となった。その後は、19年2月22日週高値を起点として4月12日週の高値を結んだトレンドライン(R1)がレジスタンスなり下落基調が継続している。
4月19日週に13週SMA(赤線)を下抜け、回復出来ずに5月10日週には26週SMA(青線)を下抜ける展開となっている。また、13週SMAが下向きとなっている一方で、26週SMAが上向きとなっていることから13週SMAと26週SMAのデッドクロスが早まる。
18年8月17日週の安値と19年2月22日週高値を結んだフィボナッチ・リトレースメントでは、38.1%押し4,530円が2週サポートとして意識されていたが、今週に入り下抜けしたことで、下落基調が継続している。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線ともかい離幅を広げながら下向きとなてっていることから、下落基調が継続している。
メインシナリオでは、中期的には下落トレンドが継続していることから、売り持ちポジションは保持し戻り場面では売り乗せ戦略となる。下値では52週SMAの4,485円や50.0%押しの4,451円と200週SMAの4,449円がサポートとして意識される。もし、抵抗線まで下落して反発するようなら、反転の兆しとなる可能性があるので注意して見ていく必要がある。ただし、節目となる50.0%押しや200週線を下回るようなら、買い方からの手仕舞い売りを伴って大きく下落する可能性もある。リスクシナリオとしては、38.2%押しの4,530円を上抜けR1をも上抜けするようなら、再び騰勢が強まる可能性が高まるので、注意が必要となる。
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