★東京金の一目均衡表週足では、52期間の高低の中心値となる先行スパン2の当日線(灰色)4453円がレジスタンスとなり下押し展開となっている。
ただ下値では、基準線(青線)4379円、転換線5週(茶線:オリジナル線)4373円がサポートとして意識される。また、下抜けでは転換線9週(赤線)4348円が意識されやすい。
遅行線(緑線)を終値でのライン線としてみると、下値・上値を切り上げる展開となっており、上昇トレンドが継続していることになる。しかし、2月23日週の安値と4月6日週の安値を結ぶトレンドラインでは、若干ながらトレンドラインを下抜けしてきている。
ロウソク足の並びでは8月17日大陰線後、2週陽線、1週陰線の並びであったが、10月5日週から4週連続となったことで、今週の下押しとなった。
RSI(パラメータ:14)は、一旦50%を抜けたものの、再び50%を割ってくる展開となった。14期間での上昇変動幅と下落変動幅のちょうど50%近辺となる損益分岐点に位置しており、売り買い交錯しやすい位置となる。
今週は4週上昇してきたことから、利益確定売りが入りやすい展開となっている。そのため、今後基準線までの下落基調ではサポートラインとなるかが注目される。一方で、再び戻り基調となった場合先行スパン2の当日線を上抜けできるかが注目される。
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