★東京金の日足では高値圏でのもみ合いが続いている。しかし、ボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の週足では、±3σのバンド幅が急拡大するエクスパンションの動きとなっている。バンド幅が縮小するスクイーズから上放れしているが、マイナス3σが外側に開いているいることから未だに上昇の勢いが強いことを示している。勢いが鈍化するとマイナス3σが横ばいから内側に入ってくる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:84.62、Slow%D:84.25とやや買われ過ぎ過熱感が出ているが、明確なトレンドが発生している時は高水準に張り付いて推移することが多い。そのため、過熱感だけでの売買はリスクが高まる。
一目均衡表の雲の上方に位置しており、26期間先の先行スパン1が上向きとなっていることで、転換線と基準線の中心値が上向きとなっていることを示しており、上昇基調が継続している。
まとめると、中期的なトレンドではやや過熱感が出ているものの上昇基調が継続している。そのため、投資判断では『買い』または『継続』となる。投資判断を変更する動きとしては、マイナス3σが横ばいから内側に入る動きとなること。そして、ストキャスティクスの%DとSlow%Dの両線が下向きとなると、上昇の勢いが鈍化していることを示し一転してトレンドに変化が生じたことになる。さらに、プラス3σが横ばいから内側に入ると、トレンドの転換が明確になる。
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