★まず練行足は、新値足やポイントフィギュアなどと同じ非時系列系のチャートの一種。一定の値幅を決めて、その値幅以上の動きがあったときに足を記入する。1本の足の長さが一定で変わらないのが練行足の特徴である。決めた一定の値幅の2倍以上の変化が反対方向にあったときに反転とみなす。
細かい値動きを無視できるので大きな波を捉えやすく、トレンドの把握に向いているチャートである。ただ、練行足はもみ合いの局面においてダマシにあいやすく、これが続くと損失がかさんでしまうという弱点もある。しかし、大相場に確実についていくための案内役を果たしてくれる。また、ダマシにあった場合でも損切りや途転は早くなるので、1回あたりの損失を抑えられる。
それでは東京金の日足を練行足でみていみると、高値圏でもみ合いとなっており陽転・陰転を繰り返している。ロウソク足でももみ合いとなっており、方向感のない状態となっている。
現状の練行足では、陰転しており売りサインが出ていることを示している。ただ、このところ陰転しては直ぐに陽転するなどトレンドレスの状態となっている。
もし2019年6月のトレンドに乗れたなら大きな利益となった。
商品市場は一度トレンドが発生すると、トレンドが継続することが多いことから練行足は商品相場に向いていると言える。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 1月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |