FITS エコノミックレポート

東京金の日足では5日SMAとS1がサポートするか注目!

 

★東京金の日足では、5月31日の安値4,493円を起点として6月12日の安値4,604円を結んだトレンドライン(S1)がサポートラインとなり、上昇基調が継続している。S1を下抜けするまでは基調が継続される。その際は、確認ルールとして一般的には終値で3%超過した場合に初めてトレンドが崩れたと認定する『3%超ルール』や2日連続して終値がトレンドラインをブレイクしなくてはならない『2日ルール』などがある。これらは『ダマシ』を見極める確認ルールとして有効な手段となる。

SMAでは、5日SMA(赤線)4,669円を上回っており、5日SMAと10日SMA(黄線)が上向きを維持していることから、短期的には上昇トレンドは継続している。また、25日SMA(青線)も緩やかに上向きとなり徐々に75日SMA(緑線)100日SMA(黒線)に接近してきている。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:88.06、Slow%D:87.83と過熱感は出てきているが、トレンド発生時には高値圏で横這するダマシとなりやすいので注意が必要となる。

 

まとめると、上ヒゲロウソク足となり上値の重さが意識されるものの、上昇トレンドの崩れが確認されていないことから、上昇基調が継続している。5日SMAや10日SMA近辺では押し目買いスタンスとなる。一方投資判断の変更を示すシグナルでは、5日SMAや10日SMAを下抜け、S1のトレンドラインで上記したルールが成立した時には、トレンドが転換した可能性が高い。その際は75日SMAの4,604円、100日SMAの4,608円や25日SMA4,577円などが一旦の節目となる。下げ止まらない場合は、再び200日SMAの4,505円や260日SMAの4,491円が下値目処として意識される。一方上値では、17日の高値4,707円や2月20日の年初来高値4,789円が上値目処として意識される。

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