★東京金の一目均衡表日足では、前週に雲の下限を下抜けした。週末夜間取引では戻り基調となったものの、雲の下限4,618円がレジスタンスとして意識され戻りの上値を抑える展開となっている。
また、転換線9日(赤線)が基準線(青線)の下にあり、相場の方向性を示す基準線(青線)が下向きとなってきたことで、転換線が戻りの限界となりやすい。
26期間先の先行スパン1(転換線と基準線の中間値)も下落基調にあり、52期間の高低の中心値となる先行スパン2を下抜けするようなら下落基調が継続する可能性が高まる。さらに、遅行線(緑線)がロウソク足を下抜けており、弱い相場展開となっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%Kが%Dを下抜け両線とも下落基調となっており、下落基調が継続していることを示している。
テクニカル的には下落基調となっており、基準線が横向きになるまでは上値の重い展開が続きそうである。また、基準線が下向きの弱い相場展開では、転換線が戻りの節目となりやすい。ただ、為替市場では本邦企業の決算を超えたことで再び111.00円台が視界に入ってきており、東京金の下支えとなりやすい。また、先週末には英国議会でEU離脱案が3回目の否決となっている。そのため、先行き不透明感が強まり『合意なき離脱』懸念も高まりつつある。市場では英国の『合意なき離脱』は織り込まれていないことから、リスク回避の金買いとなる可能性も残る。
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