FITS エコノミックレポート

東京金の日足では雲の上限で下げ止まるか注目!

 

★東京金の一目均衡表日足では、雲の上限がサポートラインとして意識され下げ止まる展開となっている。しかし、先行き雲の上限が緩やかに上昇してきていることから、下値を切り上げる必要がある。

また、相場の方向性を示す基準線(青線)が下向きとなっていることから、下落基調が継続する可能性が高い。さらに、52期間の中心値を示す先行スパン2当日線(黒線)を下抜けしたことで、中長期的な下落調整的な動きになりやすい。そのため、早々に先行スパン2の5,506円を回復出来るかが注目される。

26期間遅行する遅行線(緑線)は、ロウソク足を下抜けしてきていることから、下押しバイアスが強まっている。

RSI(パラメータ:14、30、70)は、50%ラインを下抜けたことで、下落基調が明確となっている。

まとめると、いったん一目均衡表の雲の上限がサポートラインとして意識され下げ止まったが、再び戻り基調になるか判断するには時期尚早となっている。本日の注目点は引き続き雲の上限がサポートラインとなるのか、それとも下抜けしてしまうのかが焦点となる。雲の上限を下抜けするようなら、遅行線も明確にロウソク足を下抜けすることになり、下落基調が続く可能性がある。

今まで『全部買い』で米国株も金も上昇してきたが、株価の急落で『全部売り』の展開となっている。そのため、金も利益確定売りに押される展開となっている。売り一巡するまでは、不安定な動きとなりやすいので注意が必要となる。

 

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