FITS エコノミックレポート

東京金の日足では相場の節目!

 

★東京金の日足では、上値を5日SMA(赤線)5,214円が抑え、下値を10日SMA(黄線)5,176円が支える展開となっている。

5日SMAが微妙に下向きとなっていることから、本日の動向が注視される。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、高水準で%DがSlow%Dを下抜けてきてたことで、短期的な調整局面となりやすい。

一方で、トランプ政権は9月1日に1100億ドル(約12兆円)分の中国製品を対象に制裁関税『第4弾』を発動した。家電や衣料品など消費財を中心に15%を上乗せした。また、中国政府も1日、米国と同時刻に報復関税を米国からの輸入品にかけた。トランプ米大統領が8月に入って関税による圧力を一段と強め、米中合意に達する、との期待は急速にしぼんでいる。そのため、再びリスク回避の金買いが強まる可能性が高い。ただ、週初オセアニア時間では円高基調で推移しており、東京金の上値を抑える可能性もある。

本日は米国市場ではレイバーデーで株式・債券市場が休場となることから、本日は反応しにくい展開となるのか、それとも一気にリスク回避の動きが強まるのかが注目される。ただ、明日から市場参加者が夏休みから開け流動性が戻ってくる。

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