FITS エコノミックレポート

東京金の日足ではいよいよ大きな節目に!

 

★東京金の日足では、5日線(赤線)10日線(黄線)が下値支持ラインとなる一方で、25日線(青線)が上値抵抗ラインとなり徐々に接近していたが、ほぼ交差する段階まで接近してきた。

現段階では10日線の4450.7円が下値支持ラインとなり、上値は25日線の4458.2円が抵抗ラインとなり動きの取れない状況となっている。上抜け出来るようならば5日線と10日線がゴールデンクロスしてくる展開となる。ただ、下抜けしてしまうと各移動平均線が上値抵抗ラインとなり上値の重しとなりやすい。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:73.15、%D:74.69とわずかながらデッドクロスしている。

 

NY金はしっかり1250ドル台を維持しているものの、東京金は円高の進行が上値を重くしている。110円台半ばでは押し目買いが入っているものの、ドルを積極的に買い上げにつながっていない状況となっている。米長期金利の低下が止まらないのも要因となり、ドル買い材料に乏しい展開では、111.00円回復も上値の重い展開となりそうだ。ただ、6-7日の米中首脳会議や3月米雇用統計が無難に通過すると、ショートカバーが入りやすくドル買いにつながる可能性がある。そうなると、再び東京金の騰勢が強まる可能性がある。

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