★東京金の日足では、25日SMAを挟んでもみ合い相場となっているが、中期トレンドを示す週足でも徐々に三角持合いの様相となっている。
現在13週線(赤線)の5,159円がサポートラインとして意識され下支えされている。13週SAMも上向きを維持していることから下値を切り上げる展開が続いている。一方上値では、わずかながらも徐々に上値を切り下げる展開となっている。
2月22日週から5月31日週まで上昇フラッグのようなフォーメーションとなり、52週SMA(緑線)がサポートラインとして意識された後、6月7日週に上限レンジを上抜けると上昇トレンドが明確になった。
今回も13週SMAがサポートラインとして意識されていることから、三角持合いから上抜けする可能性がある。しかし、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、買われ過ぎ域から%DがSlow%Dを下抜けて、両線とも下向きとなっていることで、下押しバイアスが強まっている。
まとめると、13週SMAがサポートされながら三角持合いとなっているものの、ストキャスティクスでは下押しバイアスが強まっている。そして、何かを切っ掛けに上下に大きく放れる可能性が高まっている。どちらにも放れる可能性が高くなっていることから、柔軟な対応が必要となる。そのため、相場が動いたときの事前の想定や準備が大切になる。
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