★東京金の一目均衡表の日足で何が起きているのかを検証してみる。高値もみ合いしていた2月28日に大きな下げとなったが、基準線(青線)がサポートラインとなり下げ止まった。しかし、週明けの3月2日も引き続き大きな下げ基調が継続したが、雲の上限がサポートラインとして意識され下ヒゲを伴って下げ止まる展開となった。ただ、翌日も弱含む展開となったが、52期間の高低の中心値である先行スパン2の当日線(灰線)がサポートラインとして意識され下げ止まった。翌日も下値はサポートラインで止まり上値トライとなったが、転換線(赤線)と基準線が重なる5,668円がレジスタンスとして意識され現在上値を抑えている。
また、2月28日の高値5,913円と3月2日の安値5,423円の半値戻しも5,668円となっており、重要な価格のポイントとなっている。
26期間遅行する遅行線(緑線)は、ロウソク足がサポートラインとして意識され下抜けることなく反転している。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっていることから下押しバイアスが強いことを示している。
まとめると、大きな下げからの戻り基調となっているが、転換線・基準線・高低の中心値が重なる5,668円を上抜け出来るか重要な節目となっている。上抜け出来るようなら、半値戻しは全値戻し言われるように再び上値トライとなりやすい。しかし、上抜け出来ないと上値の重さが意識され再び下押しトライとなりやすい。
非常に重要な相場の節目にあることから、慎重に動向を見極める必要がある。
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