FITS エコノミックレポート

東京金の一目均衡表では転換線で上げ止まり!

 

★東京金の一目均衡表日足では、昨日の安値4,876円が底値となり下ヒゲを伴う戻り基調で終了した。その流れを引き継ぎ、本日は前日の安値と高値を切り上げ戻り基調を示す展開となっている。しかし、転換線(赤線)の5,297円がレジスタンスとして意識され上値の重い展開となっている。上値では雲の下限の5,327円もレジスタンスとして意識される。

相場の方向性を示す基準線(青線)は52期間の高低の中心値である先行スパン2当日線(黒線)と重なる5,395円で推移している。戻り場面ではレジスタンスとして意識されやすいので注意が必要となる。

本日のところは戻り基調となっているが、スパイクボトムからのV字に戻りことは少なく、相場はダブルボトムや逆三尊底のようなフォーメーションを形成しやすい。そのため、雲の下限や先行スパン2または基準線がレジスタンスとなりやすい。

何故なら2月25日高値と3月17日安値の半値戻しが先行スパン2と基準線に等しいからである。

RSI(パラメータ:14、30、70)は、低水準から上向きとなっている。ただ、50%ラインには届いていない。50%ラインがレジスタンスとして意識されるので、50%超えするかが注目点となる。

 

まとめると、一旦底値を確認して戻り基調となっている。しかし、転換線がレジスタンスとなるなど、戻り上値も重くなってきている。また、相場はV字で戻ることは稀で、ダブルボトムや逆三尊底など戻り売りに押されることが多い。そのため、投資判断は『様子見』となる。急速に大きく下落したことから、上値で戻り待ちしている買い方も多くいることで、買い方からの『やれやれ売り』が上値の重石となりやすい。

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