★東京白金の一目均衡表の日足では、下落基調が継続しているが一旦雲の下限の3452円でブレーキがかかった。雲の下限が下値支持ラインとなり、反転するようであれば『一押しは買い』の格言通りとなる。しかし、気を付けなければならないのは、一押しからの戻りが短期的なもので、もう一段の下げとなりやすことである。売り方からの買い戻しが入り一旦戻り基調となるが、戻り売りに押されて再下落することが多い。
基本的には、基準線(青線)を下抜けした時点から、買い目線(押し目買い)から売り目線(戻り売り)に変わるからである。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%K:3.98、%D:2.93と必要以上に売り込まれたことから、自立反発となりやすい。ただ、ストキャスティクスの弱点は、トレンドが出ている時は一旦戻りと見せて再び下落するダマシが出やすいことである。
今後の焦点は、雲の下限を下抜けするのか、それとも反転するかにある。ただ、上記でコメントした通り、一押しの戻りがあった場合でも短期的に終わる可能性があるので、注意が必要となる。戻りの目処とすれば、転換線5(茶線:オリジナル線)の3533円や75日指数平滑線(紫線)の3546円、雲の上限となる可能性が高い。
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