FITS エコノミックレポート

★東京白金日足では、逆三尊底のネックラインとなる10月17日高値3412円を上抜けしたことから上昇基調入りとなっている。ただ、9月4日高値3576円と10月3日安値3303円の半値戻しとなる3440円の上抜けトライしたが、押し戻された。

前日ロウソク足に対して上値・下値を切り上げていることから、戻り基調は維持されている。ただ、ネックライン3412円や38.2％戻し3407円を下抜けしてくると再び下落基調になりやすい。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、上値・下値を切り下げていることから、％Kと％Dが前回高値を上抜け出来ない場合再び下落基調となりやすい。

逆三尊底のネックラインと上抜けたことで、上昇基調に勢いがつくと思われたが、半値戻しに押し戻されており、このまま上昇トレンド入りするか不透明感が出ている。今後の動向が注視される。