★東京白金の週足では、200週SMA(紫線)で4週間もみ合う展開となっていたが、レジスタンスとなり急速な下押し調整となっている。
13週SMA(赤線)の3,063円をじわりと下抜けしてきた。そのため、下値では26週SMA(青線)の3,015円と52週SMA(緑線)の2,981円が一旦の下値目処として意識されるところである。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、買われ過ぎの80%に届く前に%DがSlow%Dを下抜け下落調整色を強めてきている。過去の動きでは、確り買われ過ぎ域まで上昇した後に調整色を強めるパターンとなっていたことで、今回はやや早めの調整となった。
東京白金は、一旦レンジ相場の上限を上抜けしてきたことで、3,500円台での上昇期待が高まったものの、再びレンジ相場内に押し戻された。そのため、下値目処で下げ止まらないと、レンジ下限の2,770円近辺まで下落基調が続く可能性が高まる。
日足でも25日SMAを下抜け、5日SMAと10日SMAが下向きとなっており、下落基調が鮮明となっている。ただ、下値では、75日SMAの3,010円、100日SMAの2,977円、200日SMAの2,971円、260日SMA2,976円と長期移動平均線が2,970円近辺で集中していることから、一旦下げ止まる動きとになりやすいので注意が必要となる。
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