FITS エコノミックレポート

★東京白金の日足では、ロウソク足が5日SMA（赤線）の上抜けを維持しており、短期的には上昇基調が続いている。また、5日SMAと10日SMA（黄線）が25日SMA（青線）を上抜けるゴールデンクロスしており、戻り基調が鮮明となってきている。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）も、％DがSlow%Dを再び上抜けしてきており、両線とも緩やかに上向きになっている。そのため、戻り基調が継続している。

上昇基調は維持しているものの、2月20日の直近高値3,617円と3月17日の直近安値1,843円の半値戻しとなる2,730円が意識され上値が重くなっている。

半値戻しは全値戻しと言われるほど、重要な相場の節目となる。そのため、半値戻しを超えられるのか、それとも上抜け出来ずに下押しするのか重要なポイントとなっている。