FITS エコノミックレポート

★東京白金の週足では、4月26日週の直近高値3,279円と200週SMA（紫線）3,266円がレジスタンスとして意識され上値の重い展開となっている。

ただ、この価格帯は2016年4月以降下値支持ラインになったり、上値抵抗ラインになったりと相場の節目になった価格帯である。

そのため、この価格帯を上抜けると一転してサポートラインとなる可能性がある。

ストキャスティクス･スロー（パラメータ：14、5、3、20．80）では、買われ過ぎまで上昇後に下落する動きとなりやすい特徴がある。現在％DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きを維持していることから、上昇基調が強いことを示している。

4月26日週高値や200週SMAを上抜けしてくると、2018年1月26日週高値3,618円が視界に入ってくる。

ただ、上抜けできずに下落するようなら、13週SMA（赤線）2,954円、26週SMA（青線）2,983円、52週SMA（緑線）2,958円近辺まで下落する可能性もある。