★東京白金の日足では、高値圏でライン・フォーメーションとなっていたが、25日SMA(青線)を一気に下抜けする下落基調となった。ただ、75日SMA(緑線)がサポートとして意識され下げ止まる展開となっている。一方上値では、5日SMA(赤線)がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開となっている。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%D:7.37、Slow%D:7.23とかなり売られ過ぎ過熱感が出ていることから、押し目買いも入りやすい地合いとなっている。
週足では、一時レンジの上限上抜けたもものの、高値圏でももみ合い後前週に大幅下落となった。13週SMA(赤線)3,075円を下抜けしたものの、26週SMA(青線)3,010円や52週SMA(緑線)の2,982円がサポートラインとして意識され下げ止まる展開となっている。ただ、13週SMAがレジスタンスとして意識されやすい。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっていることから、下落基調が継続している。
東京白金は往来相場となることが多いので、モメンタム系のオシレーターと相性が良い値動きをしている。
まとめると、大幅下落したものの、日足の75日SAMと週足の26週SMAがともにサポートラインとして意識され下げ止まる展開となっている。一方で、日足では5日SMAと週足では13週SMAがレジスタンスとして意識されている。買い方からすると日足と週足での下げ止まりと日足のストキャスティクスの売られ過ぎによる修正反動が買い材料となる。一方で、売り方からすると5日SMAと13週SMAのレジスタンスと週足のストキャスティクスが下落基調が売り材料となる。短中期的に一旦相場の節目にあり、買い方と売り方でそれぞれ理由付けしやすいことから、しばらくもみ合う可能性がある。売買に際しては、上下どちらの力が強いか見極めにくいことから、想定と違った動きとなった時の手仕舞いの準備をしておくことも重要となる。
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