FITS エコノミックレポート

東京白金の日足では200日SMAを下抜け!

 

★東京白金の日足では、2月15日安値と3月11日安値を結んだトレンドライン(S1)を下抜けてから下落基調が止まらない状況となっている。

移動平均線では、260日SMA(茶線)で一時下げ止まる様相となったものの、下抜けすると下落の勢いが増し100日SMA(黒線)200日SMA(紫線)をも一気に下抜けした。200日SMAを下抜けしたことで、買い方のストップロスが入った可能性も高い。5日SMA(赤線)10日SMA(黄線)25日SMA(青線)も下向きとなっていることから、短中期的にも下落基調が継続している。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:7.61、Slow%D:9.09まで低下しておりかなりの過熱感が出ている。しかし、ストキャスティクスはモメンタム系オシレーターのため、明確な下落トレンドが出ている状況では、役に立たない状況となる。そのため、底這いしながら下落基調が続く可能性があるので注意が必要となる。

昨年12月から2月下旬まで続いていたレジン相場の上限近くまで下落しており、再びレンジ相場に戻る可能性もある。

 

結論としては、200日SMAを下抜けしてきたことから、下落基調が継続する可能性が高い。ストキャスティクスが機能を劣化していることから、売られ過ぎにこだわると損失リスクが高まる。そのため、5日SMAや10日SMAを注視していくことが重要となる。ロウソク足が5日SMAや10日SMAを上回るような状況になるまでは、下落トレンドが継続しやすい。ストキャスティクスでかなり売られ過ぎとなっていることから、5日SMAや10日SMAを上回ってから買っても遅くはないと思われる。このまま、下落基調が続くようなら、下値目処はレンジ下限の2,775円前後となる。上値では各SMAがレジスタンスとして意識されることや、戻り基調では買い方からの『やれやれ売り』が入りやすく、戻り売りのスタンスで見ていきたい。

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