FITS エコノミックレポート

東京白金の日足では上抜け下抜けの重要な節目!

 

★東京白金の日足では、4月6日から下向きの25日SMA(青線)がレジスタンスとして意識され上値を抑えている一方で、緩やかに上向きとなっている5日SMA(赤線)10日SMA(黄線)がサポートラインして意識され下値を支える展開となっている。

そのため、徐々に値幅が縮小しているが、値幅が限界に近くなっている。そのため、抵抗ラインを上抜け・下抜けも間近になっている。

2月20日の高値3,617円を起点として3月17日安値1,843円を結んだフィボナッチリトレースメントと白銀比率では、現在は38.2%押しとなる2,521円がサポートとしている。3月25日には、半値戻しの2,730円の上抜けができなかったことで、その後下落調整となった。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きを維持していることから、上向きバイアスが強いことを示している。

 

まとめると、上下の抵抗体に挟まれ徐々に値幅を縮小する展開となっている。下向きの25日SMAに対して上向きの5日SMAと10日SMAとなっていることで、近日中にはクロスしてしまう。そのため、上抜け・下抜けの答えが早々にでそうだ。

ストキャスティクスでは上向きバイアスとなっていることで、25日SMAを上抜ける可能性があるものの、半値戻し接近では上値が重くなる可能性もある。一方下抜けすると29.8%戻し2,372円の白銀比率や23.6%押しの2,262円がサポートラインとして意識される。

どちらにしても、上下どちらに抜けるかで相場の展開が変わるので、見極める必要がありそうだ。

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