FITS エコノミックレポート

東京白金の大陽線は本物か?

 

★東京白金の一目均衡表の日足では、転換線9日(赤線)と雲の下限がサポートとなる一方で、52期間の高低の中心値である先行スパン2(灰色)当日線がレジスタンスとして上値を抑えたいたが、大陽線の出現で基準線(青線)と雲の上限を上抜けした。

転換線も上向きとなってきており、基準線を上抜け出来ると好転となり上昇基調が継続する可能性が高まる。

相場の方向性を示す基準線は横向きとなっている。そのため、転換線が基準線を上抜けて、基準線が上向きになると上昇トレンドが鮮明となる。

26期間先の先行スパンでは、先行スパン1が先行スパン2を上抜けしてきたことで、上昇基調が鮮明となってきた。ただ、26期間遅行する遅行スパン(緑線)はロウソク足に向かって上向きとなっているが、ロウソク足がレジスタンスとして意識され押し戻されることもあるので、今後の動きにが注目される。

一目均衡表からは、上昇基調の初動でありこのまま上昇基調が継続するか判断するには時期尚早となる。特に遅行スパンが26期間遅行するロウソク足を上抜け出来るかが注目される。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを上抜けかい離幅を広げて上向きとなっていることから、上向きバイアスが強いことを示している。

まとめると、本日の大陽線で一目均衡表の目先のレジスタンスを上抜けした。そのため、投資判断は『買い』ということになる。しかし、まだ三役好転したわけでもなく、現段階では上昇トレンドが継続するか判断するのは時期尚早となる。まずは目先として、転換線が基準線を上抜けできるか、さらに遅行スパンがロウソク足を上抜け出来るかが焦点となる。ストキャスティクスでは、強い上昇基調となっていることから、戦略としては順張り買いとなる。ただ、遅行スパンがロウソク足に押し戻されたり、転換線が基準線を上抜け出来ないような状態になるようなら、逆張り売りで対応しても良さそうだ。

 

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