★東京白金の月足では、3月17日にリーマン危機時の2018年12月安値2,276円を下抜ける1,843円まで下落した。その後は、戻り基調となっており、リーマン危機時の安値を上回っている。
リーマン危機時では、大暴落状態となったものの240ヵ月SMA(茶線)で3ヵ月間下値を支える展開となった。酒田五法では、『三点同値は買いに分あり』というが、その通りにその後は上昇基調となった。
2105年11月からこの240ヵ月SMAがサポートラインとなり下値を支えていたが、2018年3月に下抜けすると下値模索の値動きとなった。しかし、底這いから戻り基調となったが、2020年1月に240ヵ月SMAがレジスタンスとして意識され、上値を抑えられると下落基調が強まった。
その勢いでリーマン危機時の安値を下抜けたが、さすがに割安感から買い戻される展開となった。しかし、12ヵ月SMA(赤線)3,095円、20ヵ月SMA(紫線)3,033円、24ヵ月SMA(青線)3,044円がレジスタンスとなり上値を抑えている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、高値圏から%DがSlow%Dを下抜け両線ともかい離幅を広げながら下向きとなっていることで、下押しバイアスが強いことを示している。
まとめると、一時狼狽的な売りが入り2,000円割れまで下落したものの、割安感から戻り基調となり下ヒゲの長い陰線となっている。ロウソク足では引き続き戻り基調を示しているが、ストキャスティクスでは下押しバイアスが強いことを示している。また上値では各SMAが上値を抑える展開となっている。
そのため、しばらくは2,200円台前半から3,000円近辺でのもみ合い相場の継続がする予想される。
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