★東京原油の日足では、3月9日安値20,940円が1番底となり戻り基調となったが27,200円が戻り高値となり再び下落基調となった。そして、3月19日安値21,600円が2番底となった。ここで重要なポイントは1番底より2番底が下値を切り上げていることである。2番底から一時5日SMA(赤線)と10日SMA(黄線)を上抜けしたことで、戻り基調が強まった。しかし、5日SMAや10日SMAを下抜けしてきたことで、3番底模索の展開となる可能性がある。その際は、2番底よりも下値を切り上げると、その後の反転期待が大きくなる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、低水準から%DがSlow%Dを上抜け緩やかながら上昇基調となっていることから、現状は戻り基調が継続している。今後の動向に注意が必要となる。
まとめると、現在短基線となる5日SMAと10日SMAを下抜けしてきたことから、下落基調に入る可能性が高まっている。その際に、3月9日安値を起点として3月19日安値を結んだトレンドラインの手前で反転するようなら、逆三尊底の期待が膨らむ。そのため、しばらくは目が離せない。
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