★東京原油の日足では、10月4日の安値34,200円を起点として11月21日の安値37,280円を結んだトレンドライン(S1)を上回っていることから、上昇基調は継続している。ただ、10月29日高値39,110円を起点として11月28日高値40,410円を結んだトレンドライン(R1)に上値を抑えられている。
各単純移動平均線(SMA)では、低下傾向にある200日SMA(紫線)と260日SMA(茶線)がレジスタンスとして意識され上値を抑えている。ただ、5日SMA(赤線)と10日SMA(黄線)は上向きとなっており、短期的には上昇基調が継続している。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを上抜けしているものの、やや過熱感があることと%Dが横ばいとなってきたことで、上昇基調が鈍化してきている。
まとめると、上昇基調は継続しているものの、レジスタンスに上値を抑えられ上昇の勢いも鈍化してきていることから、投資判断は『様子見』となる。200日SMAと260日SMAやR1を上抜け出来ると上昇の勢いが戻る可能性がある。一方で、上値の重さに5日SMAや10日SMAを下抜けしてくると再びS1までの下押しが意識される。また、S1を下抜けするようなら、75日SMA(緑線)や100日SMA(黒線)が下値目処として意識される。
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