★NY原油先物は、ロシアとの協調減産の交渉が決裂後、サウジアラビアがシェア重視で増産方針に転換したためアジア市場で27.34ドルまで下落した。そのため、東京原油先物も一時20,940円まで下落した。
この下落は、100年に一度の危機となるリーマンショックで付けた安値22,500円を下回った。それこそ、リーマンショック並みの安値となった。ただ、2015年から下落が始まり2016年1月に付けた安値18,970円は下回らなかった。この時は、米国でシェールオイル開発の景況による、米国内の石油のたぶつきが下落の原因となった。
歴史的な安値まで下落したことで、反動狙いの買いが入りやすい。ただし、今回はロシアやサウジアラビアによる意図的な下落である。そのため、以前のケースと下落原因が違うことには注意が必要となる。原油の戻りに対して、もう一段の売り材料を出してくることも考えられる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜けしてきており、下押し圧力が強いことを示している。
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