FITS エコノミックレポート

東京原油は逆三尊底形成なのかボックス相場なのか?

 

★東京原油の日足では、3月9日安値20,940円が目先のボトムとなり、もみ合い相場となっている。底値から上げ下げを繰り返していることから、逆三尊の三番底模索の展開となっている。一方で、底値20,940円と上値27,740円のボックス相場の様相ともとれる。

ロウソク足は5日SMA(赤線)の25,772円10日SMA(黄線)の24,957円を下抜け、両線とも緩やかに低下傾向となっている。また、戻り場面ではレジスタンスとして意識される。

ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、価格は下落しているものの、わずかながら徐々に下値を切り上げるコンバージェンスが発生しており、上昇の前兆となっている。

 

まとめると、5日SMAと10日SMAを下抜けしたことで、下値模索の様相となっている。3月19日安値21,600円を下抜けせずに反発するよなら、逆三尊底の可能性が期待できる。一方で、ボックスの下値となる20,940円を下抜けすると下押しバイアスが強まる可能性がある。投資判断とすれば、下落途中のため『売り』となる。

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