FITS エコノミックレポート

東京原油はテクニカル的には相場の節目!

 

★東京原油の日足では、2019年10月4日安値34,200円を起点として同年11月21日安値37,280円を結ぶトレンドライン(S1)が現在サポートラインとして意識され下げ止まる展開となっている。一方、移動平均線(SMA)では、5日SMA(赤線)10日SMA(黄線)25日SMA(青線)を下抜けするデッドクロスしており、10日SMAも下向きとなっていることで短期的には下落基調となっている。

また、25日SMAを下抜け5日SMAがレジスタンスとして意識され上値の重い展開となっている。

ただ、260日SMA(茶線)200日SMA(紫線)がサポートラインとして意識されて下げ止まる展開となっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:10.22がSlow%D:21.62を下抜けしており、売られ過ぎ過熱感が出てきているもののかい離幅を拡大して両線とも下向きとなっていることで、まだ下押しバイアスが強いことを示している。

まとめると、下押しバイアスが強いながらも、サポートラインで下げ止まる展開となっており、相場の節目での綱引きとなっている。そのため、投資判断とすれば『様子見』となる。上放れするのか、下放れするのかを見極める必要がある。

上値では5日SMAの41,454円、25日SMAの41,613円、10日SMAの42,315円がレジスタンスとして意識される。一方で、S1や260日SMAと200日SMAのサポートラインを下抜けするようなら、75日SMA(緑線)の39,205円100日SMA(黒線)の38,696円が下値目処として意識される。

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