FITS エコノミックレポート

東京原油の日足ではサポートラインとの攻防!

 

★東京原油の日足では、3月9日の安値20,940円から4月22日安値15,710円へ下値を切り下げる展開となっていたが、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、3月9日の14.50から4月22日18.77へ下値を切り上げる強気のダイバージェンスが起きていた。

その後4月22日が底値となり戻り基調が継続した。

ただ、下向きの100日SMA(黒線)がレジスタンスとして意識され下押しの展開となっている。5日SMA(赤線)10日SAM(黄線)を下抜けしたことで、短期的な下落基調となっている。また、4月22日安値を起点として5月29日安値24,510円を結んだトレンドライン(S1)を下抜けしたことで、下落基調の兆しが出てきた。さらにストキャスティクスでも、%DがSlow%Dを下抜け両線ともかい離幅を広げながら下向きとなっていることで、下押しバイアスが強まっている。

一方で、下向きの75日SMA(緑線)の26,113円と上向きの25日SMA(青線)の25,800円がササポートとなり一旦下げ止まる展開となっている。

まとめると、ほとんど押し目らしい押し目もなく戻り基調が継続したことから、今回の押し目では押し目狙いの買いも入りやすい。ただ、テクニカル的には崩れる兆しが出ていることから、買いについては注意する必要がある。

売り方は75日SMAと25日SMAを明確に下抜け待ちとなる。

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