FITS エコノミックレポート

東京原油の中期トレンドは上昇基調継続!

 

★東京原油の週足では、2018年12月28日安値32,890円を起点として2019年8月9日安値34,280円を結んだトレンドライン(S1)と2018年10月5日高値58,300円を起点として2019年4月26日高値を結ぶトレンドライン(R1)では、三角持ち合いとなっていた。

その上限となっていたR1を12月13日週に上抜けたことで三角持ち合い上放れとなった。

また52週SMA(緑線)が一時レジスタンスとして意識されたが12月20日週には上抜ける展開となった。今週も前週の高値・安値を上抜ける展開となっており、上昇基調は継続している。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も%D:90.94、Slow%D:84.83と過熱感はあるものの、両線とも上向きを維持しており、上値追いの展開が続いている。

まとめると、中期的には上昇トレンドが続いている。現在は2018年10月5日週高値58,300円と同年12月28日安値32,890円の38.2%戻し42,597円をじわりと上抜けしてきた。このまま明確に上抜けすると半値戻しとなる45,595円が次の上値目標となる。半値戻しを上抜けると4月26日週49,390円が次の上値目処となる。

一方で、投資判断を変える動きとしては、再び52週SMAを下抜け、ストキャスティクスの%DとSlow%Dがデッドクロスして両線が下向きになると反落の兆しとなる。また、下値に位置している13週SMA(赤線)26週SMA(青線)を下抜けするようなら、トレンドの反転となり下値模索の動きとなりやすい。

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