★東京原油の中期トレンドを示す一目均衡表の週足では、4月24日週の15,710円がボトムとなり戻り基調が継続しているが、上値が重くもみ合い相場となってきた。
上値を抑えているのは、26期間の高低の中心値である基準線(青線)と52期間の高低の中心値である先行スパン2の当日線(黒線)の30,515円がレジスタンスとして意識されている。
一方、転換線(赤線)が上向きとなり上昇してきていることから、現状は9週間の高低の中心値は切り上がってきており、直近のトレンドは戻り基調を継続している。
基準線が横ばいとなり転換線が上向きになっていることで、26期間先の先行スパン1は先行スパン2に向かって上昇基調となっている。26期間遅行する遅行線(緑線)は上向きとなっているものの、ロウソク足を上抜けるには日柄が必要な感じである。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dがかい離幅を広げながら両線とも上向きとなっていることで、上向きバイアスが強いことを示している。
まとめると、中期トレンドでは戻り基調が続いているものの、基準線と先行スパン2の当日線がレジスタンスとして意識されもみ合う展開となっている。大底を打ってから調整的な動きがなかったことから、一旦上値を抑えられたことで利益確定売りが出始めたことで上値が重くなっていると思われる。そのため、利益確定売りが一巡するまでは、もみ合う展開となりやすい。レジスタンスを上抜けすると、ストキャスティクスでも過熱感がないことから、雲の下限近辺まで上昇する可能性がある。一方で、転換線を下抜けするようなら、2番底探しの展開となりやすい。
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