FITS エコノミックレポート

★東京ゴムの一目均衡表の日足では、今日が雲のネジレにあたる。一目均衡表の雲のネジレでは反転ばかりではなくトレンドの加速など相場の節目になりやすい。ただ、当日に動きが出る場合と2-3日経ってから動き出す場合がある。来週にももう一度雲のネジレがあることから、今週から来週にかけて相場の節目になりやすい。

相場の方向性を示すと言われている基準線（青線）は下向きとなっていることから、下押しの節目となります。

現在、基準線169.75円と転換線9日（赤線）169.70円がサポートとして意識されているが、下抜けすると短中期の買い方に含み損が生じてくる。その一方で、売り方には含み益が生じることで、より下押し圧力が強まりやすい。

RSI（パラメータ：14）は50%前後での攻防となっている。14期間で上昇した変動額と下落した変動額の均衡点が50%となることで、上値抵抗･下値支持することも多いため、反転するのか下抜けするのか注目される節目となっている。

下抜けした場合は、東京ゴムは165円前後で反転することが多い。そのため、165円近辺までの下落を待って反転時期を見ていくことになる。

東京ゴムは、6月下旬以降ほぼ165-175円のレンジ相場で動いていることから、下限で買って上限で売る手法となっている。