FITS エコノミックレポート

★東京ガソリン日足では、高値圏で上値・下値を切り下げる陰線が5本出現したことで、一目均衡表では強い下降トレンドを示唆している。昨日一旦『窓閉め』となったが反転出来ず下落基調が継続した。移動平均線では5日線（赤線）53212円と10日線（黄線）53170円に位置しており、デッドクロス寸前になっている。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、買われ過ぎ域から%K：60.83、%D：70.50と過熱感なく両線ともかい離幅を広げながら下落基調となっている。

下値では25日線（青線）の51249円が節目となりやすいが、下抜けしてしまうと200日線（紫線）の50044円が視界に入る。

現在のところ反転の兆しがないことから下落基調が継続する可能性が高く、ロウソク足で下値を切り上げるか、それとも上値を切り上げるまでは押し目買いには注意が必要となる。また、上値では窓閉めラインや5日線と10日線が上値抵抗ラインとなりやすい。